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【OHAPOL雑談歌枠/KARAOKE】早起きは600000文の徳【尾丸ポルカ/ホロライブ】
サーカスの座長をやっている女の子のアバターをかぶって動画サイトYouTubeでゲーム実況などのアイドル活動をしているホロライブ所属VTuber尾丸ポルカが、ある朝起きていきなり始めた歌枠の配信。

自分はポルカの歌枠が大好きで、ゲリラ配信を追いかけるためにTwitterのアカウントをフォローしているぐらいなんだけど(半分ウソ)、じゃあポルカの歌はうまいのかと言われると言葉を濁さなければならない。今回聞いててやっと気づいたことがあるので書いておくことにする。

2022年9月に初めてポルカの歌枠を聞いたときは、夜遅く始まったのに寝られなくなるぐらい感動して最後まで聴いてしまった。以来ずっと欠かさず聴き続けているのだけど、じっくり聴けば聴くほど音程やリズムを外しているのが気になってくる。それでも歌声には魅力たっぷりだし、うまいときはちゃんと音程やリズムがしっかりしているので調子の波があるのだと思っていた。

その自分の感覚が信じられなくなったのが去年のクリスマスだった。ホロライブメンバー有志により20分ずつの歌枠をつないでいくという大神ミオが企画したリレー歌枠にポルカも参加していて、これは普段ポルカの歌枠を聴いてこなかったリスナーにも発見されるぞと期待して見てみたのだけど、もはや自分の感覚をごまかしきれないほどへたくそな歌にがっかりした。

それでも今年もたぶん欠かさずポルカの歌枠を見続けているんだけど、なぜこんな感覚に陥ったのか分かってきた。

ポルカはいわば「声のパフォーマンス」として歌を歌っているんだと思う。歌手にとって音程やリズムは最低限守らなければならないルールなので他の何よりも優先するのだけど、ポルカにとって歌はあくまでパフォーマンスの一つの形なので声の魅力を出すことを優先しているのだと思う。

なぜそう思ったのか決定打となったのは、たまたまこの日ミキサー(?)の調子が悪くてカラオケの音が飛び飛びになったことがあったのだけど、ポルカにとってはどうやら些末な問題だったみたいで気にしないどころか飛び飛びのカラオケに合わせて歌うことを楽しんでさえいたように見えた。歌手だったら考えられないことだと思う。

ポルカは歌に全振りすれば歌で天下を取れるとすら自分は思っていたのだけど、たぶんそれは無理なんだろうなと思った。三分や四分もある歌を何曲も「声のパフォーマンス」として正確に歌うのは無理だと思う。集中力がもたないし飽きるだろうから。

ポルカは本当に楽しそうに歌う。二ノ宮知子「のだめカンタービレ」に出てくる野田恵の演奏の魅力ってきっとこんなんだろうなと思う。自分はスタジオ録音至上主義でそのためにオーディオに金を掛けて音楽を聴いているのだけど、ポルカのライブになら金を払って足を運んでみたいと思う。…絵だけどw

ついでに言うと自分はポルカの雑談の声も聴きたいのだけど、内容があまりにくだらない自分語りか過剰なクリエイター上げなので聴いていられない。人の話に受け答えしているときだけ聴けるので対談だけ聴くことにしている。Twitterで見られるようなエキセントリックな言動も好き。

というわけでいろんな意味で上級者向けのコンテンツなので無条件に人に勧めることはできないんだけど、音楽が好きという人はぜひ聴いてみてほしい。
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