ASUS のベアボーンキット。

トップブランドだけあって、非常に完成度が高くてそのうえ格安のパソコン組み立てキット。完成に必要なのは、CPU とハードディスクとメモリと CD-ROM ドライブ。CPU は Socket370 で FC-PGA2 が使える。

最大の特徴は、背面に取り付けられた巨大な 9.2cm のファン。電源ファンがなく、このたった一つのファンでケース内の換気をおこなうため、騒音が少ない。大きなファンだと、回転数が少なくても十分な換気がおこなえる。話によると、騒音は回転数の参上に比例するらしい。実際に騒音を聞いてみると、起動時にファンがかなり回って音が出るが、BIOS が立ち上がると制御するらしく音が一気に小さくなる。

CPU には最新の Pentium!!! や Celeron 1.3MHz までもが使えるので、大きさのわりにかなり性能の高いマシンを作ることができる。ただし、グラフィックに関しては、そのままだと数世代前の SiS300 相当のパフォーマンスしかない。このチップは現在では Linux でもサポートされている。不満であれば、PCI カードによる増設が可能。ただし、現在は PCI 対応の VGA が少なく、確認した限りでは nVidia GeForce2 MX400 あるいは ATI RADEON を搭載したものが一般用途では最高。

確認した限りでは、コムサテライト一号店で 15,800円で売られていたのが最安値。私自身は、最安値を確認したちょうど一週間前に 16,800円で購入した。ついでに Celeron 1.2MHz も 12,980円だったが私は一週間前に 13,980円で購入した。同じ店でたった一週間前に買ったばかりに二千円多く払った運の悪い例。