なぜいまさらファイナルファンタジーVIII なのかは突っ込まないでね。

このゲームは、ゲームシステムが難しすぎるだとか、データのロード時間が長すぎて戦闘のたびに待たされるとか、散々な評価を得ているゲームらしい。

でもこのゲームには「学園ドラマ」の良さがある。逆にこの学園ドラマが取り入れられているために、ゲームのマニアたちから反感を買っているんじゃないかとうがったりしたくなる。

学園が傭兵学校っていうのも非常に良い設定だった。学生たちが悩みながら目的を果たしていく、という小気味よい筋立て。

リノアの性格が分からない、という批判もあるみたいだけど、現実の人間っていうのはそんなもんじゃないかな。特にあの年齢ならば。

急に思い出したのは、エンディングの映像。非常にファッショナブルで、無責任な感じもするが、夢の終わり、みたいなさわやかさがいい。

で、このゲームを作ったチームが、現時点で最新の X を作ったらしい。CG を見る限りでは確かにイメージがよく似ている。10 はどのように迎えられたのだろう。まだ PS2 の普及がそれほどでもない中で。