2003年4月25日
- FAIRY TALE 倉木麻衣
評者: 評価:
まあまあ(10点) 分類:音楽、音 - アマチュアリズム
評者: 評価:- 分類:言葉
倉木麻衣の三枚目か四枚目ぐらいのアルバム。帰国子女のせいか英語多用で洋楽っぽい単調だが流れるような曲調のポップス。宇多田ヒカルもどきと言われ続けていたが最近はどうか。
アマチュアリズムという言葉の元々の役割は、肉体労働者がスポーツにおいて上位を占めていたことに対する、上流階級のスポーツ愛好家たちによる差別なのだそうだ。
2003年4月24日
- 野ばら 林真理子
評者: 評価:
いまいち(-10点) 分類:フィクション活字
薄給だがファッション誌の雇われライターに生きがいを見出しているバツイチの良家のお嬢さんが主人公で、映画評論家の中年男性に惚れる話。同時並行で、親友で宝塚の中堅クラスの女優・千花が同年代の歌舞伎役者と付き合う話が進む。
2003年4月22日
- セクシーボイスアンドロボ 2巻 黒田硫黄
評者: 評価:
まあまあ(10点) 分類:マンガ - チョコボランド スクウェア
評者: 評価:
いまいち(-10点) 分類:ストラテジーゲーム
セクシーボイスを名乗る女子中学生・ニコがスパイのように活躍する話。美容院にバイクで突っ込んできて整髪を頼む不振な男をめぐる話、三日で記憶がなくなる殺し屋・三日坊主の話、その三日坊主を影で操っていた者との話、など。
モノポリー、いただきストリート、タワードリーム、カルドセプトなんかと似たようなジャンルの、土地争奪型すごろく対戦ゲーム。チョコボをタイトルに冠することからも分かるように、スクウェアの看板タイトル・ファイナルファンタジーシリーズをバックグラウンドに、おなじみのキャラクターたちがデフォルメされて登場する。
2003年4月18日
- 柿ピーの比率に不満である 堀井憲一郎 (週刊文春 2003.4.3, 10, 17 ホリイのずんずん調査)
評者: 評価:
まあまあ(10点) 分類:社会科学 - 女の勝利者? 中村うさぎ (週刊文春 2003.4.3 ショッピングの女王)
評者: 評価:
まあまあ(10点) 分類:社会科学 - からたちの花が咲いたよ 高島俊男 (週刊文春 2003.4.3 お言葉ですが)
評者: 評価:
まあまあ(10点) 分類:人文科学 - 「私が、答えます」 120 竹内久美子 (週刊文春 2003.4.3)
評者: 評価:
まあまあ(10点) 分類:自然科学・数学
柿の種と呼ばれるアラレにピーナツの入った通称「柿ピー」の、柿の種とピーナツの比率についての時代ごと会社・製品ごとの調査。ピーナツは多すぎても少なすぎてもいけないらしい。
女であることを捨ててわが道を行くおばさんたちは女の勝利者である、との言葉にある程度納得しつつ、いやさすがにそれは違うんじゃないの、と言ってる。
童謡とは単に児童向けの歌なのではなく、文部省の官僚たちが教育用に作らせた唱歌に真っ向から敵対して民間の芸術家たちが作ったものらしい。
裸の猿と呼ばれる人類にはなぜ毛が全身にはないのか、との読者の質問に、いくつかの仮説を紹介し反証してみせては、現在もっとも有力な説を自身で補強しつつ紹介してみせている。
傑作(30点) 分類: